本記事では、私たち30代前半の夫婦が、持ち家を選んだ理由を記載します。
- 賃貸か持ち家か迷っている
- いつかは持ち家を持ちたい
賃貸か持ち家か。誰しもが1度は悩んだことはあるはず。
私たち夫婦は、地方出身。
大学に入学したタイミングで上京し、高校まではともに持ち家で過ごしていました。
いつかは「持ち家で暮らす」のが、当たり前の感覚。
ですが、ある日の出来事を境に、「すぐ家を購入しよう」という決意に至りました。
本記事では、持ち家購入に至った背景と、持ち家と賃貸、それぞれのメリット・デメリットを記載しております。
持ち家を選んだ理由
私たち夫婦が持ち家を選んだ理由は、あるクレームがきっかけでした。
マイホームを購入する前は、3階建ての3階に賃貸マンションでの生活。
当時、暮らしていたのは2歳の長女と私たち夫婦。
ある日の朝のことです。
ピンポーン。
私たち「はい?」
2Fの住人「2Fに住んでいるものなんですけど、足音がドタバタうるさくて、寝れないんですけど。」
私たち「すみません、気をつけます…」
管理会社から伺ったところ、2Fにお住まいの方は、夜勤勤務の方。
生活リズムが、私たちとまるで違ったのです。
申し訳ないと思い、フロアマットを設置するなど、可能な限り対策をしました。
しかし、数ヶ月後、また同じクレーム。
できる限りの対策を打ったし、2歳の長女に静かにするように言っても制御不能。
むしろ、子どもには自由気ままに過ごしてもらいたい。
伸び伸びと子どもを育てたい。
そんな思いで、持ち家を購入することにしました。
また、持ち家と賃貸のメリット・デメリットを比較し、納得した上でマイホームを購入することにしました。
持ち家のメリット
持ち家のメリットはこちら。
- 資産になる
- 気兼ねなく生活できる
資産になる
家を購入してしまえば、自分の資産になる。
マイホームを購入する、一番のメリットと考えてます。
賃貸の場合だと、毎月家賃をどれだけ支払ったとしても、永遠に自分のものになりません。
「マイホームを購入して自分の資産となったとしても、建物の価値が下落するのではないか?」
その通りです。
経年劣化に伴い、最終的には建物の価値はゼロに近づきます(どんなに価値のある建物だと言い張っても、税法上、いずれ価値はゼロになります)。
売却を前提として、買い手がいればまた別の話にはなりますが。
一方で、土地自体には経年劣化という考えがありません。
なので、少なくとも土地については、子どもに換金価値のある財産として残すことができるようになります。
気兼ねなく生活できる
マイホームなら独立した建物に住める。
マンションでは、先ほどのクレームのように、居住空間が隣接しているため、隣人トラブルを招きやすい。
引っ越して隣人トラブルがなかったとしても、再発のリスクはゼロにはなりません。
賃貸の更新期間は2年が多いため、次の入居者からまた同じクレームを受ける可能性があるからです。
子育て世代で、「子どもに伸び伸びと暮らしてもらいたい」と考えている方は、最大のメリットになるかもしれません。
子どもが、ご近所を気にすることなく、家で自由に走り回ってる姿を目にすると、幸せを感じる今日この頃です。
持ち家のデメリット
持ち家のデメリットはこちら。
- 維持費がかかる
- 気軽に引っ越しできない
維持費がかかる
持ち家の場合、毎年固定資産税がかかります。
固定資産税は、土地や建物の所有者にかかる税金です。
また、外壁、屋根、水回りなど定期的にメンテナンスを行う必要があり、修繕費もかかります。
ただ、賃貸であったとしても、例えば2年ごとに更新料を支払ったり、退去時には原状回復費用として敷金から差し引かれます。
上記を考えると、維持費の観点からは、賃貸も持ち家も、それほど優劣はないと考えてます。
気軽に引っ越しできない
転職、転勤などがあった場合、家族を伴った引っ越しが難しくなります。
子どもの居住環境を重視した場合、例えば転勤ごとに住まいを転々とし、転園・転校させることに疑問を持っています。
転園・転校に伴う、子どもの精神的な不安を拭え切れないからです。
もし職場が変わり、今のお住まいから通勤できない場合は、単身赴任も受け入れる覚悟が必要です。
テレビ電話なども発達してる世の中なので、こまめに連絡を取りつつ、子どもに寂しさを感じさせないようにすればいい、と考えています。
賃貸のメリット
賃貸のメリットはこちら。
- 気軽に引っ越しができる
- 収入の変化に対応できる
気軽に引っ越しができる
勤務先や進学などて学校が変わったとき、気軽にアクセスしやすい場所に引っ越しが可能。
気軽に引っ越しが可能なところが、賃貸のメリットとして挙げられます。
通勤、通学はほぼ毎日のことなので、生活の質の向上にもつながります。
収入の変化に対応できる
持ち家購入時は、多くの方が住宅ローンを組むはず。
一方、賃貸の場合は、住宅ローンを組む必要がないので、収入の変化に応じて、住居を住み替えられる点がメリットとして挙げられます。
賃貸のデメリット
賃貸のデメリットはこちら。
- ファミリー向けの物件が少ない
- 資産にならない
ファミリー向けの物件が少ない
4人家族だと、ある程度の広さが必要です。
ですが、いざファミリー向けの部屋を探してみると、十分な広さのある賃貸物件を探すことが難しいのが実情です。
大家さん目線で考えた場合、ファミリー向け物件よりも、ワンルームの物件の方が需要があるため、どうしてもファミリー向けの部屋が少ない結果になってしまうと考えます。
資産にならない
いくら支払っても自分のものにならない。
お金が出ていくだけ。
持ち家との大きな違いです。
まとめ 予算に見合った持ち家を手に入れよう
持ち家、賃貸それぞれのメリット・デメリットを比較した上で、マイホーム購入に踏み切りました。
きっかけはクレームだったものの、子どもの生活環境を第一に考えた結果、マイホームの購入に至りました。
もし賃貸だったら、クレーム多発で発狂してたかもしれません。
マイホーム購入の際には、どうしてもお金の心配がつきもの。
ただ一口にマイホームといっても、価格帯は各ハウスメーカーによって、それぞれ。
どこに住むか、どのくらいの広さが必要か、どれくらいの家の性能を求めるか。
求める水準によって、場合によっては1千万単位で違ってきます。
タウンライフでは、無料で間取りプラン、資金計画のほか、予算に応じて具体的な住宅プランを受けることができます。
持ち家を検討されてる方は、是非お試しに見積りを取ってみてください。
ここからは本の紹介。
各ハウスメーカーもあの手この手で、自社商品を勧めてきます。
購入サイドも事前にある程度、基礎知識を持っておくことが大切。
加えて、日本では自然災害リスクが高いので、災害に強い住宅を建てた方がいいです。
基礎知識に加え、いかにして災害に強い家を建てるか、この1冊で学べます。
1,000円出してお釣りが戻ってきます。
一生に一度のお買いもの。
この本を読んで、賢くマイホーム購入をしたいところです。
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