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【経理希望者向け】経理で飯を食うなら、上場会社で経験を積むべき理由

転職
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本記事では、経理で飯を食うなら、上場会社で経験を積むべき理由を記載いたします。

この記事はこんな方にオススメ
  • 経理業務に従事したいが、勤務先として、どのような会社を選択したら良いかわからない

結論を端的に申し上げます。

上場会社で経験を積むべき理由は、専門性、汎用性を身につけることができ、転職で有利な立場に立てるからです。

詳細は、本題にてお伝えします。

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経理業務における上場会社と非上場会社の違い

一口に経理業務といっても、予算管理、損益管理、在庫管理、財務戦略、月次・四半期決算などなど、挙げ出したらキリがありません。

但し、非上場会社にはなく、上場会社ではマストな業務があります。

それは、決算短信、有価証券報告書の開示業務です。

上場会社は、有価証券上場規程に基づき決算短信を、金融商品取引法に基づき有価証券報告書をそれぞれ提出しなければなりません。

決算短信、有価証券報告書の作成にあたっては、各種規定の理解が必要。

ほぼ毎年、多かれ少なかれ法律が変わるため、改正内容のキャッチアップは正直、大変です。

改正内容によっては、会社上層部への内容説明を伴い、加えて、関係各所への周知理解、協力を仰ぐなど、一苦労。

ただ、この経験が間違いなく転職で活きる。

上場会社での開示業務経験は、他の上場会社にも応用可能。

会社は違えど、同じ法律に基づいて開示業務を行っているため、開示業務を経験した上場会社経理マンは重宝されます。

実は若いうちは小規模の上場会社で経理経験を積むのが良い

上場会社で経理経験を積むとして、どんな会社がいいか。

手始めに、小規模な上場会社で経験を積むのがオススメです。

具体的には、連結子会社約20社未満ほどの会社です。

理由を説明します。

会社の規模が大きくなればなるほど、業務が細分化。

単体決算、連結決算、税務、開示。

この辺りが、上場会社経理の花形でしょう。

小規模な会社ほど、1つの経理部門でこれらすべての業務を引き受けます。

繁忙期では休日も働かなくてはいけない状況もあり、正直大変。

ですが、その分、見合った成果も間違いなくあります。

私が初めて経理の仕事に携わった会社は、連結子会社約20社未満ほどの上場会社でした。

2年半ぐらい勤務しましたが、単体決算、連結決算、税務(消費税のみでしたが)、開示を経験。

そうすると、非上場会社は勿論のこと、大規模な上場会社を含め、他の転職先を視野に入れることができます。

つまり、転職の幅が広がります。

なぜ、小規模な上場会社に勤めているのに、大規模な上場会社を転職先の候補にすることが出来るのか。

詳細は、次の項目で記載します。

大規模な上場会社へ転職できる可能性が広がる

上場会社経理を3社経験してみて、分かったこととして、大規模な会社ほど経理の業務が細分化されてます。

例えば、連結子会社が100社以上あって、単体決算も連結決算も担当するケースを仮定しましょう。

100社以上と聞いてただけで、気が狂いそうですよね。

経理に従事されてる方なら、なんとなくヤバそうなイメージが湧くかと思います。

開示期限が定められていること、会計士への監査対応が後続に控えているなどの理由で、単体も連結も両方対応することは、非常に厳しいです。

なので、大規模な会社ほど、「単体決算部」、「連結決算部」など、単体と連結を取りまとめる部署が分かれたりしています。

ここに注目。

つまり、大規模な上場会社ほど、「単体決算が出来る人」、「連結決算が出来る人」など、ピンポイントで募集をかけます。

仮に、小規模な会社で単体決算、連結決算を経験したことがある方の立場になってみましょう。

そうすると、単体決算を募集している案件、連結決算で募集している案件、いずれも応募することが出来ます。

逆に大規模な会社で転職したい人がいるとしましょう。

現職では、約10年ほど単体決算のみを経験してる同僚がいます。

仮に転職したいと思っていたとしても、連結決算で募集している案件に応募することは難しいでしょう。

基本的には、経理職は経験者採用を重視する傾向にあるからです。

ということで、小規模な上場会社での経験が、大規模な上場会社へ転職できるきっかけとなります。

まとめ 上場会社で経理経験を積み、仕事の自由を得よう

上場会社での経理は、時には休日出勤、長時間残業を伴い、口が裂けてもラクな仕事とは言えません。

ただ、その労力に見合った専門性、汎用性を身につけることが出来ます。

もし、勤め先が倒産、リストラ等で人員整理を余儀なくされたら、生活困窮。

上場会社で経理経験を積んでおけば、倒産したり、自分に合わない会社だったとしても、退職を躊躇せず、次の会社に転職することが出来ます

勿論、上場会社に比べ守備範囲が狭い、非上場会社への転職も可能ですし、給与面などでも、より良い条件での転職も可能になるでしょう。

私も、年収UPを望んだ転職を身をもって経験しています。

また、上場会社経理を3社経験してる私ですが、3社いずれも私以外の転職者もいました。

多くの転職者に共通していることは、前職も上場会社勤務か、もしくは会計士、税理士の有資格者です。

逆に言えば、会計士、税理士の有資格者以外の方で、非上場会社勤務から上場会社への転職は、非常に稀です。

会計士、税理士の難関資格を取得することは容易ではありません。

ただ、上場会社へ勤務することは、本人の努力次第で、誰でも手に届く範疇にあると思います。

本記事が経理を目指す方の参考になれば、幸いです。

なお、私が転職した際に使った転職エージェントも記事にしておりますので、転職を考えている方の参考になれればと思います。

また、上場企業で経理として働きたい場合には、MS-Japanという転職エージェントが特にオススメです。

今回はここまでとさせて頂きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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